2025年10月、Plaudは音声記録体験を根本から進化させる「Plaud App 3.0」を正式リリースしました。
今回のアップデートでは、録音からAI解析・要約までの一連のプロセスを再設計し、より直感的かつ文脈理解に優れたAIアシスタント体験を実現しています。
マルチモーダル入力:見たこと・聞いたこと・感じたことをすべて記録
Plaud App 3.0では、これまでの「録音+文字起こし」という枠を超え、音声・画像・テキスト・ハイライトの4つの入力モードを統合。
会議や取材、講義、日々のひらめきまで——見たこと、聞いたこと、感じたことのすべてを一つのタイムライン上で記録・整理できるようになりました。
- 画像入力機能:録音中でも、資料・ホワイトボード・スライドなどを撮影し、発言内容とあわせて自動保存。AIが画像の内容を解析し、テキストの文脈と統合します。
- テキスト入力機能:話しながらメモを入力したり、キーワードを打ち込むことが可能。発言の補足や思考メモをリアルタイムで残すことができ、ユーザーの意図を反映した要約を作成します。
- ハイライト記録機能:本体をワンタッチするだけで重要な瞬間をマーク。要約時にハイライト表示されるとともに、ハイライト専用画面でマークした内容に関連する文脈を整理してまとめます。

音声・視覚・文字の情報を横断的に記録することで、Plaudは「聞く」だけでなく、「理解する」記録体験へと進化しています。
多次元要約:AIが“文脈を理解して整理する”時代へ
Plaud App 3.0の最大の進化の一つが、AIによる多次元要約機能です。
AIが単なる文字起こしや要約にとどまらず、会話の意図・感情・関係性まで読み取り、複数の視点から会話を分析・構造化します。
- 要点抽出+論理構造化:発言内容をトピックごとに自動分類し、論点を階層的に整理。複雑な会話でも一目で全体像を把握できます。
- 感情トーン分析:会話のニュアンス(肯定・懸念・提案など)をAIが検出。言葉では明言されない意図や感情も理解し、より深い洞察を可能にします。
- 関係性分析:話し方や発言の流れから、参加者同士の立場や決定権の所在を推定。議論構造の「力関係」までも可視化します。
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タスク抽出&行動提案:会話の中の決定事項や次のアクションを自動抽出し、すぐに実行へとつなげられる形式で整理します。
これによりPlaudは、単なる議事録作成ツールではなく、思考を理解し、整理し、次の行動を導く“知的パートナー”へと進化しました。

Ask Plaud:AIアシスタントがあなたの思考を補完
Plaud App 3.0では、AIアシスタント機能「Ask Plaud」がさらに進化しました。
過去に蓄積されたすべてのデータを参照・分析し、文脈を踏まえた根拠に基づく最適な回答を提示します。
文字起こしや要約データをもとに、「数ヶ月前のこの件に関して会議の結論はどうだったか?」「前回の打ち合わせでクライアントが強調していたポイントは?」といった質問にも即座に応答。
自然言語での指示に対応し、AIがソースと引用元を明確に示しながら、的確な情報を抽出・提示します。

GPT-5、Claude 3.7 Sonnet、Gemini 2.5 Proなど複数の最先端大規模言語モデルと連携したAsk Plaudは、精度・速度・理解力のすべてを最適化し、まるで“もう一人の知的パートナー”のようにあなたの思考を支援します。
人間の脳が記憶しきれない情報をAIが補完し、思考を整理しながら次のアクションへ導くことで、過去の会話内容やメモを永久的な“知識資産”として活用できるようになりました。
Plaud App 3.0へのアップデートはこちら(iOS/Android対応)
【既存モデルでの対応について】
Plaud NoteProをはじめ、Plaud NoteおよびPlaud NotePinのユーザーの皆さまも、Plaud App 3.0で新たに搭載されたマルチモーダル入力機能(音声・画像・テキスト・ハイライト入力)や多次元要約をご利用いただけます。
Plaud Noteにおいては、2025年10月27日時点に行われたファームウェアアップデートにより、Plaud NoteProと同様に、録音中に本体ボタンを短押しすることでハイライトを記録できます。
ファームウェアアップデートは、Plaud App内の以下の手順で簡単に実行できます。
- Plaud Appを最新版(Ver.3.0以降)に更新
- Plaud AppにPlaud Noteを接続
- ホーム画面左上のデバイスをタップ
- 「ファームウェアアップデート」を選択し、画面の案内に従いアップデートを完了
※Plaud NotePinでは、ハードウェア上での「ハイライト操作」については対応しておらず、アプリ画面上での操作が必要です。
データの安全性と信頼性を確保
Plaudはセキュリティ管理を全てのAI開発の根底に置き、SOC 2 Type II、GDPR、EN 18031、HIPAAなど国際的なセキュリティ基準に準拠しています。
録音データや要約結果はすべて暗号化され、AIの学習には一切利用されません。
ユーザーの知的財産を保護しながら、安心してAI活用を進められる環境を提供しています。
Plaudについて
Plaudは、プロフェッショナルの生産性とパフォーマンスを高める世界で最も信頼されるAIアシスタントを目指し、2023年のサービス開始以来、100万人以上に愛されるAIソリューションを提供しています。
「無限に広がる、知的ポテンシャル」という使命のもと、自分や相手の発言・目にした情報・アイデア、そのすべての情報を捉え、まとめ、活かせる次世代の情報基盤とインターフェースを構築しています。
本社Plaud Inc.は米国デラウェア州に設立され、サンフランシスコを拠点とする企業です。
SOC 2. HIPAA、GDPR、EN18031の認証を取得し、最高水準のデータセキュリティとプライバシー保護の元、ハードウェアとソフトウェアを融合し、人とAIの知性を切り拓いています。
Plaudの詳細については、会社概要をご覧ください。