生成AIが急速に普及し、様々な製品にAI技術が組み込まれるようになりました。ボイスレコーダーもAIが連携されるようになり、もはや録音するだけの機械ではなくなっています。
録音した音声データを文字起こししたり、その内容を要約したりすることができるため、議事録作成などの業務の効率化を進められます。
そんなAIボイスレコーダーには、通常のボイスレコーダーのようにハードウェアがあるものや、ソフトウェアのみでWeb会議を記録できるものなどがあります。
本記事では主なAIボイスレコーダーを比較して、用途に合わせたおすすめの製品を紹介します。
どんなAIボイスレコーダーを導入するか悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。
1.AIボイスレコーダーの評価ポイント
まずは、AIボイスレコーダーを評価する際のポイントを紹介します。
1.1 文字起こし精度
AIボイスレコーダーの重要な機能の1つが音声データの文字起こしです。そのため、文字起こしの正確さはAIボイスレコーダーを評価する際に必ず確認しましょう。
文字起こしの際には、Microsoft AzureといったAIモデルが活用されるため、それらの文字起こし精度がAIボイスレコーダーの文字起こし精度に直結します。
多くの製品は文字起こしの精度がパーセンテージで表示されているので、購入を検討する際にチェックすることをおすすめします。
1.2 ハードウェアの有無
AIボイスレコーダーには、ハードウェアがあるものと、ソフトウェアのみのものがあります。
ハードウェアがあれば、通常のボイスレコーダーと同じように持ち運んで使うことが可能です。一方、ソフトウェアのみの製品はイヤホンを使ってWeb会議に参加する際にも録音できます。
利用シーンなどに合わせてハードウェアが必要かどうか判断することをおすすめします。
1.3 利用できるシーンの充実度
ハードウェアの有無と近いポイントですが、利用できるシーンがどれくらいあるかは重要です。
AIボイスレコーダーが録音できるシーンは主に以下の3つが挙げられます。
- 対面での会話の記録
- 通話録音
- Web会議の記録
AIボイスレコーダー製品の中にはこれらのすべてに対応したものや、いくつかにしか対応していないものがあります。
製品ごとの対応状況を踏まえて、ご自身が利用を想定しているシーンに合ったものを選ぶようにしましょう。
1.4 話者識別
AIボイスレコーダーの文字起こしでは、話者識別機能が搭載されていると便利です。
話者識別とは、話をしている人を区別してスピーカー①、スピーカー②といったラベルを付ける機能です。
会議のような複数の人が参加して話し合っている音声を記録する場合、話者識別対応だと発言内容と話者が結び付けられるので、実用的な議事録を作成することができます。
そのため、ビジネスシーンでしっかり活用したい場合は話者識別に対応しているかどうかをチェックしましょう。
また、「スピーカー①」のようなスピーカーラベルを、「佐藤さん」などの個人名に後から編集できる製品であればより利便性が高まります。
1.5 AI要約機能
AIボイスレコーダーの多くは、文字起こしした内容を要約する機能も搭載しています。
要約機能を評価する際は、要約テンプレートの充実度や、AIアシスタントなどの拡張機能の有無をチェックしましょう。
要約テンプレートを使えば、議事録やレッスンなどのシーンに合わせた要約を行うことができます。利用できるテンプレートが多いほど、幅広いシーンで快適に使えるので、テンプレートの有無や数は重要な評価ポイントです。

さらに、AIボイスレコーダーの中にはAIアシスタント機能があるものもあり、要約内容について質問をすることもできます。
記録内容をもとにメールを自動で作成できる場合もあるので、業務の効率化を進めたい方は機能の内容もしっかり確認しておきましょう。
1.6 導入コストとランニングコスト
AIボイスレコーダーを活用する場合は、コスト面も重要です。
ハードウェアがある製品の場合は、導入時にまとまった金額を払って導入する必要があります。
また、AIボイスレコーダーはAIサービスを活用するので、ランニングコストも発生します。
ソフトウェアタイプは基本的にサブスクリプション形式のものが多く、ハードウェアタイプでも有料プランが用意されている場合があります。
ランニングコストは長期間発生するものなので、製品を比較する際は長期的な視点で必要なコストを比較しましょう。
2. AIボイスレコーダー、文字起こしツールランキングBEST7
続いて、市場にある主なAIボイスレコーダーを7つ取り上げ、それぞれの特徴を解説します。
どの製品がいいか迷っている方はぜひ参考にしてください。
2.1 世界初AIボイスレコーダー:Plaud

| プラン | 無料 | Pro | Unlimited |
|---|---|---|---|
| 料金 | 0円 | 16,800円/年 (月あたり1,400円) |
40,000円 (月あたり約3,333円) |
| 文字起こし時間 | 300分/月 | 1,200分/月 | 無制限(100時間/日) |
| カスタム要約テンプレート | ◯ | ◯ | ◯ |
| Ask Plaud | ◯ | ◯ | ◯ |
| マインドマップ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 話者識別 | ◯ | ◯ | ◯ |
| Plaud Desktop(オンラインミーティング録音可能) | ◯ | ◯ | ◯ |
| Plaud Web(複数端末同期可能) | ◯ | ◯ | ◯ |
いずれのモデルも、話者識別や自動段落分けといった議事録・レポート作成に欠かせない機能を備え、さらに112か国語の多言語にも対応。
料金プランは、無料・Pro・Unlimitedの3種類で、それぞれ月間文字起こし時間の制限や機能が異なります。有料プランのPro・Unlimitedは3日間の無料トライアルが可能です。
話者識別やAI要約といった議事録・レポート作成に欠かせない機能はもちろん、一般的な議事録作成アプリにはない議事録・講義・コンサルティングなど10,000種類以上の要約テンプレートを備えているため、目的に応じた文字起こしを効率的に行えます。無料プランでもこれらの高度な機能を活用できるのがPlaudの大きな魅力です。
| 機能 | 特徴 |
|---|---|
| 録音機能 | AI指向性音声収音技術を搭載し、雑音の多い環境でもクリアな音声を収録可能 |
| 文字起こし機能 | 112言語に対応し、録音データを自動でテキスト化して編集可能な文書を生成 |
| オンラインミーティング録音 | Plaud Desktopを利用することで、あらゆるオンライン会議を会議ボットなしで記録 |
| 多次元要約 | 複数の要約テンプレートに対応し、議事録や要点整理を自動作成 |
| タイムライン機能 | 録音内容に自動でタイムスタンプを付与し、簡単に振り返り可能 |
| ファイル共有 | 文字起こし文書や録音データを豊富なファイル形式ですぐに共有可能 |
| Ask Plaud機能 | 会話内容から次のアクションやToDoを自動抽出し、戦略的な意思決定をサポート |
| テンプレートスナップ | 手書きメモや印刷物を撮影するだけで編集可能なテンプレートに変換 |
| AutoFlow | 録音から文字起こし・要約・メール送信までを自動で実行 |
| テンプレート数 10,000以上 | 公式とコミュニティを含め、多彩なフォーマットを提供 |
| セキュリティ | GDPR、EN 18031、SOC 2 Type II、HIPAA、ISO/IEC 27001:2022、ISO/IEC 27701:2019に準拠し、国際水準のデータ保護を実現 |
| クラウド連携 | 録音・文字起こし・要約をクラウドに保存し、デバイス間で共有可能 |
Plaudに関する詳しい情報、お申込みはこちら
製品一覧
2.2 AIボイスレコーダー:ChimeNote
ChimeNoteは、Plaud Noteと同じくハードウェアタイプのAIボイスレコーダーです。
ChimeNoteはリアルタイムで文字起こしと翻訳が可能な点が特徴的です。
録音をしながら文字起こしや指定言語への翻訳ができるので、ミーティングなどをしながら字幕のように利用することができます。
有料プランへの加入は必要ですが、リアルタイムで便利な機能を使いたい方におすすめです。

また、スマートフォンの背面に貼り付けることで、ワイヤレスのモバイルバッテリーとして使える点もメリットと言えます。
一方、Plaud Noteなどの競合製品と比べると、要約テンプレートの数やAIアシスタント機能が不足している点はデメリットです。
2.3 AI文字起こしソフト1. AutoMemo
AutoMemoは日本のソースネクストが開発したAI文字起こしソフトです。
AutoMemoは、PC内で使うソフトウェアのほかに、スマートフォン向けアプリ、ボイスレコーダーと幅広いスタイルで録音できる点が特徴です。
同じアカウントで同期すれば、いずれのデバイスで録音した内容もクラウドに保存されるので、管理も簡単です。
Web会議、対面など幅広いシーンで録音、文字起こしを行いたい方におすすめと言えます。

また、OpenAIのWhisperを使いつつ、独自にチューニングされた文字起こしは98.9%という高い精度となっています。日本語の文字起こし精度の高さは日本企業ならではの魅力です。
ただし、有料プランに加入しないと実用的に使えない点は注意が必要です。特に、要約機能は最上位プランのプレミアムプランでしか利用できません。
2.4 AI文字起こしソフト2. Notta
NottaはPCやスマートフォン向けアプリで利用可能なAI文字起こしソフトです。
NottaはWeb会議を録音する際に画面録画も同時に行えるほか、要約内容に画像を追加することもでき、文字だけでない記録がしやすい点が特徴です。
テキスト以外のビジュアル情報も含めて議事録を作成したい方には、Nottaが適しています。

また、Nottaの文字起こしはリアルタイムで行われる点も魅力です。その他、要約の翻訳機能や、AIアシスタント機能にも対応しています。
無料のフリープランは1回の文字起こしの時間が最大3分までに制限されており、しっかり使うには有料プランに加入する必要があります。詳しくは以下の記事も参考にしてみてください。
▶︎文字起こしツールNottaとは?実際の精度や使い方、料金などを解説
2.5 AI文字起こしソフト3. RIMO voice
RIMO voiceはWeb版のみ利用可能なAI文字起こしソフトです。スマートフォンアプリはありません。
RIMO voiceはAIとの連携機能が充実しており、文字起こし後だけでなく録音中にAIに質問できたり、AIと共同で議事録を編集できたりする点が特徴です。
会議中にAIに質問することで、決定事項などを素早く把握できるほか、聞き逃しも防止できます。

RIMO voiceも日本企業が開発したサービスなので、日本語に特化した自然かつ高精度が期待できる点がメリットです。
一方、要約についてはテンプレートなどの機能が充実しているわけではなく、あくまで文字起こしがメインの機能となっている点に注意が必要です。
2.6 AI文字起こしソフト4. Galaxy AI
SamsungのGalaxyシリーズのスマートフォン、タブレットにはGalaxy AIという独自のAI機能が搭載されており、レコーダーアプリで録音、文字起こし、要約を行うことができます。
Galaxy AIはスマートフォンに内蔵された機能であることが最大の特徴です。
通常の録音はもちろん、通話を録音してそのままレコーダーアプリで文字起こしなどを行うこともできます。
また、翻訳アプリやメッセージアプリなど、他のアプリと記録内容を連携して活用することが可能です。

Galaxy AIには現時点で有料プランはなく、Galaxyデバイスを購入すれば追加料金なしですべての機能が利用できる点も大きな魅力です。
一方、要約も行うことはできますが、テンプレートはなく、どんなシーンでも同じような形式で要約が行われる点は専用ツールに比べて劣っていると言えます。
2.7 AI文字起こしソフト5. Apple Intelligence
Apple IntelligenceはAppleが提供するAI機能で、iPhone、iPad、MacなどのAppleデバイスで利用可能です。
Apple Intelligenceもスマートフォンなどに内蔵された機能であることが特徴と言えます。
メモアプリでオーディオメモを録音するとリアルタイムで文字起こしが行われるほか、通話の録音も同様にメモアプリに保存され、文字起こしされます。

料金面もGalaxy AIと同じく無料で、対応するAppleデバイスを購入すれば追加料金なしですべての機能が利用可能な点がメリットです。
一方、要約のテンプレート機能がないほか、要約内容の翻訳にも対応していない点はデメリットと言えます。
3. AIボイスレコーダーを徹底比較!最強AIボイスレコーダーはどれ?
ここまで、多くのAIボイスレコーダーや文字起こしツールを紹介しましたが、結局のところどれがおすすめか気になりますよね。
そこで、ここからはAIボイスレコーダーの重要なポイントを比較し、おすすめ製品を紹介します。
3.1 AIボイスレコーダー、文字起こしツールの比較表
AIボイスレコーダーや文字起こしツールの重要機能に注目して、今回紹介している7製品を比較する表を作成しました。

いずれの製品も、録音、文字起こし、要約に対応していますが、利用できるシーンや話者識別、要約テンプレートなど細かい機能に違いがあります。
この内容を踏まえた上で、おすすめの製品を紹介します。
3.2 最強のAIボイスレコーダーは世界初のPlaud Note
各製品の比較を行った上で、最強のAIボイスレコーダーとしておすすめなのは、世界初のAIボイスレコーダーとして登場したPlaud Noteです。
他の製品とPlaud Noteを比較した際の優れたポイントは以下の4つです。
- 通常録音、通話録音両方使える
- 要約テンプレートが充実している
- Ask Ploudなどの拡張機能がある
- 無料で一通りの機能が使える
それぞれのポイントについて解説します。
3.2.1 通常録音、通話録音両方使える
Plaud Noteは通常録音と通話録音の両方に対応しています。

また、薄型設計で気軽に持ち運びできるので、幅広いシーンで使える点も特徴です。
対面、Web会議、通話など多くのシーンでAIボイスレコーダーを活用したい方はPlaud Noteをチェックしてみましょう。
3.2.2 要約テンプレートが充実している
Plaud Noteは無料プランでも10,000以上の要約テンプレートが利用可能です。
要約テンプレートには会議向けのもの、教育現場向けのものなどがあり、かなり充実しています。
また、毎回テンプレートを選択するのが面倒な場合は、自動テンプレートを選択することでAIに適切なテンプレートを自動で選択させることも可能です。
Plaud Noteほど多くの要約テンプレートが利用可能なAIボイスレコーダーは少なく、また自動テンプレート対応の製品は無いので、用途にあった要約を利用したい方にはPlaud Noteがおすすめです。
3.2.3 Ask Ploudなどの拡張機能がある
Plaud Noteは文字起こしや要約だけでなく、業務効率化をサポートするAI機能も充実しています。
要約を行うとAIによる提案機能が利用でき、記録内容をもとに次に行うべきタスクを提案してくれます。
また、非常に便利なのがAsk Ploud機能で、記録した内容についてAIに質問して情報を整理することができます。
AIボイスレコーダー、文字起こしツールの中には、文字起こしや要約だけで作業が終わってしまうものも少なくありません。
Plaud Noteであれば、会議内容を記憶した第二の脳とも言えるAIアシスタントとして活用できるので、業務の効率化を強力に推進することができるでしょう。
Ask Ploud機能について、さらに詳細な内容を知りたい方はこの記事を参考してください。
3.2.4 無料で一通りの機能が使える
本記事で紹介したAIボイスレコーダーツールの多くは有料プランが用意されており、無料で使える機能はかなり限られているものもあります。
一方、Plaud Noteは本体を購入すれば録音、文字起こし、要約といった基本的な機能をしっかり利用することができます。
追加料金なしで利用できる録音時間は月300分で、他のツールと比較すると充実しています。
ランニングコストを抑えつつ、AIボイスレコーダーを使っていきたい方はPlaud Noteをチェックしましょう。
まとめ:AIボイスレコーダー・文字起こしツールはPlaud Noteがおすすめ
本記事では、多くのAIボイスレコーダー、文字起こしツールを比較して、Plaud Noteがおすすめな理由を解説しました。
AIを活用したボイスレコーダーや文字起こしツールは急速に普及しており、かなり多くの製品から選択する必要があります。
そんな中、機能面やランニングコストの面でPlaud Noteは魅力的な選択肢と言えます。
AIボイスレコーダーで悩んだ際は、ぜひ世界初のAIボイスレコーダー「Plaud Note」をチェックしてみてください。

