議事録AIツールおすすめランキング5選｜自動作成で会議効率化【2025年最新比較】

「この会議、本当に必要だった？」そう感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

SaaSレビュープラットフォーム「キャプテラ」（東京都港区）の調査によると、日本では従業員の約2割が「会議が多すぎる」と感じており、会議そのものの生産性に多くの企業が課題を抱えています。 

さらに、会議後の議事録作成は、手間と時間がかかる一方でミスや抜け漏れも多く、業務全体の足かせになりがちです。 

こうした背景から今注目されているのが、AIによる議事録自動作成ツールです。会議での発言をそのまま記録するだけでなく、話者の切り分けや要約、共有フォーマットへの変換までをワンストップでこなせるツールが続々と登場しています。 

本記事では、最新版の議事録AIツールを厳選してランキング形式でご紹介します。議事録AIツールの導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。 

1.議事録AIが解決する4大生産性課題

議事録AIの導入は、単に「文字起こしが楽になる」といった表面的な改善にとどまらず、会議体質そのものを根本から見直せるインパクトがあります。

ここでは、議事録AIが解決できる4大課題を詳しく解説します。 

1-1.議事録作成の時間削減

議事録作成は、想像以上に時間を要する業務です。録音を聞き直して文字に起こし、要点を整理し、文書として整形する作業は、1回の会議だけでも1〜2時間かかることもあります。 

特に会議の頻度が多い企業では、議事録作成が日常業務の“見えない負担”となり、生産性を圧迫する要因になっています。 

こうした課題に対して近年注目されているのが、録音・文字起こし・要約・文書出力までを自動化できるAI議事録ツールの活用です。発言内容を自動でテキスト化し、会議の要点をまとめ、指定フォーマットで出力してくれるため、従来の“手作業の議事録作成”を大幅に効率化できます。 

1-2.新入社員教育にかかる人的コスト削減

議事録作成は、新入社員にとって難易度の高い業務の一つです。会議の流れを正しく理解し、重要な発言を抽出し、読みやすく整理して文書にまとめるには、高いリスニング力・要約力・文章構成力が求められます。 

そのため、多くの企業では新人研修やOJTで「議事録の書き方」について手厚い指導が必要となり、教育担当者の工数増大が人的コストのボトルネックになりがちです。 

この課題を解消する手段として、AI議事録ツールによる「ベース文書の自動生成」が有効です。

たとえばPLAUD NOTEは、録音から文字起こし、要約、テンプレート整形までを自動で行えるため文面確認や加筆・修正だけを人手で行う形に変えることで、教育負担と指導時間の双方を大幅に軽減できます。 

さらにPLAUDでは、「テンプレートコミュニティ」機能を使うことで、議事録のフォーマットを事前に設定しておくことも可能です。よく使うテンプレートを自社用にアップロードしておけば、文字起こし時に自動で適用できるため、フォーマットの管理がしやすくなるだけでなく、議事録作成の時間と手間も大幅に削減可能です。 

また、他のユーザーが公開しているテンプレートを活用すれば、新入社員でも迷わず一定品質のアウトプットを出せるようになり、教育コストの軽減と業務の標準化を同時に実現できます。 

 

1-3.ナレッジの可視化による属人化解消

「この案件について詳しいのはあの人だけ」「引き継ぎ資料が残っていない」といった“属人化”は、多くの組織で慢性的な課題となっています。特に議事録や商談メモが個人のノートやローカルPCに保管されている場合、情報の共有・継承が難しくなり、退職や異動時にナレッジが失われるリスクが高まります。 

こうした背景から、AI議事録ツールによるナレッジの“見える化”と“蓄積”が注目されています。音声から自動で生成される議事録をクラウドに一元管理し、発言内容や案件ごとに分類・検索可能にすることで、全社的に情報を活用しやすい環境を整えることが可能です。 

たとえばPLAUD NOTEでは、以下のような機能が属人化の解消に貢献します。 

• 話者識別機能：複数人の発言を自動で区別・ラベル付けし、誰が何を話したかを明確に記録
  
  
• クラウド保存と共有機能：議事録データを自動的にクラウドへ保存し、チームや部門単位での共有・参照が可能
  
  
• 検索・分類機能：議事録に含まれるキーワードや案件名から、必要な情報を迅速に呼び出せる 

このようなツールを導入することで、会議や商談の記録を“個人の知識”から“全社の資産”へ変換でき、業務の引き継ぎやナレッジ共有をスムーズに行える環境が整います。 

 

1-4.タスク実行率の向上

会議で決まったはずのタスクが実行されない原因は、議事録に「誰が」「何を」「いつまでにやるか」が明確に記載されていないことにあります。曖昧なメモや記録漏れが積み重なると、次回の会議で同じ議論を繰り返すことになり、チーム全体のモチベーションも下がってしまうでしょう。 

議事録AIツールでは、「行動に移せる議事録」を自動で整形できます。

たとえばPLAUD NOTEでは、文字起こし時に発言内容を自動で解析し、「ToDoリスト」として担当者・期限を整理してくれる機能が搭載されています。重要な発言やアクションアイテムを抜き出し、あらかじめ設定したテンプレートに沿って整形してくれるため、記録のブレや漏れが発生しにくくなるでしょう。

 

2.議事録AIランキング5選

議事録AIツールは続々と登場していますが、「結局どれが実務で使えるのか？」という視点で選ぶのは容易ではありません。

そこで本記事では、以下の5つの観点からビジネス現場で本当に使える無料議事録AIツール5選を比較しました。 

• 対応ファイル形式：音声や動画、リアルタイム録音などどの形式に対応しているか
• 料金プラン：無料プランの有無、機能制限、有料版の柔軟性
• 文字起こし精度：音声認識・話者識別・要約品質などの正確性
• セキュリティ：通信・保存の暗号化、認証取得の有無
• 拡張性：出力形式、外部サービス連携の柔軟性 

 

2-1.第1位：PLAUD NOTE｜認識精度の最強ツール

PLAUD NOTEは、専用のAIボイスレコーダーとアプリを組み合わせて、録音・文字起こし・要約・マインドマップ生成・書き出しまでを自動化できるオールインワンの議事録支援ツールです。

高性能マイクと独自のAIアルゴリズムにより、ビジネス会議や講義、インタビューなどの記録・再利用を大幅に効率化します。 

• 対応ファイル形式：PLAUDデバイスで録音した音声ファイルのほか、外部音声（MP3、WAV、M4Aなど）や動画のアップロードにも対応。
• 料金プラン：スタータープラン（月300分の無料利用）。Proプラン（月1,200分、有料）。無制限プラン（無制限利用、プレミアムテンプレート対応）。
• 文字起こし精度：ノイズ除去・自動音量調整対応の高性能マイク搭載。話者識別、チャプター分割、専門用語辞書に対応。
• セキュリティ：SSL/TLS通信暗号化、AES保存暗号化、自動削除設定、SOC 2 Type II認証取得済、HIPAA準拠、国内サーバー対応。
• 拡張性：要約テンプレート30種以上（Proプラン以上・議事録形式、報告書形式、ToDo整理型など）、PDF・Word・CSV・Excel形式で出力、マインドマップ自動生成、Ask AI（AIを活用した質問応答システム）による要点抽出や情報再整理も可能。

PLAUD NOTEはこんな方におすすめです。 

• 精度重視でストレスなく議事録作成を自動化したい方
• 外出先や社外会議でも手軽に録音・議事録化したい方
• チームで議事録を共有・再利用して業務効率を上げたい中小～中堅企業 

2-2.第2位：Notta｜多言語対応の実力

Notta（ノッタ）は、ZoomやGoogle Meetと連携し、録音・文字起こし・翻訳・要約を自動化できる議事録AIツールです。100以上の言語に対応しており、グローバルな会議の効率化に適しています。 

• 対応ファイル形式：音声（MP3、WAV、M4A、CAFなど）、動画（MP4、MOV、WMVなど）、Web会議連携・ブラウザ録音も可。
• 料金プラン：月120分まで無料。プレミアムプラン（月30時間）、ビジネスプラン（無制限）あり。
• 文字起こし精度：静かな環境での認識精度は良好。話者分離・フィラー除去にも対応
• セキュリティ：暗号化保存、国内データセンター管理、IP制限など法人向け機能あり。
• 拡張性：Google Chrome拡張、クラウド連携、各種ファイル形式での出力に対応。 

 

Nottaはこんな方におすすめです。 

• 会議の文字起こし精度を求める方
• リアルタイム要約・ToDo抽出機能がほしい組織
• ZoomやWeb会議との連携を想定しているチーム 

ただし、雑音下での精度はやや不安定で、専門用語の誤変換も見られます。無料プランの制限も厳しく、実務レベルでは有料プランの利用が前提です。 

 

2-3.第3位：Otter.ai

Otter.aiは、英語での会議や講義をリアルタイムに文字起こし・要約できるクラウドツールです。Google MeetやZoomとの連携も可能です。 

• 対応ファイル形式：リアルタイム録音、音声ファイルアップロード（MP3、WAVなど）、Zoom・Meet連携録音。
• 料金プラン：無料プラン（月300分）、Pro（月1,200分）、Business（無制限）あり。
• 文字起こし精度：語音声に最適化。話者識別、キーワードハイライト機能あり。
• セキュリティ：SOC 2 Type II準拠、暗号化保存、管理者機能あり（SSO、グループ管理など）。
• 拡張性：Googleカレンダー連携、アプリ対応、各種ファイル形式での出力。 

 

Otter.aiはこんな方におすすめです。 

• 英語中心の国際会議・商談が多い企業
• 海外メンバーとSlackやZoomで常時やり取りするチーム
• 英語の議事録を正確かつ迅速に作成したい方 

国際会議や英語による面談などに有効ですが、日本語には対応していないため、国内業務では用途が限定されます。英語以外の環境では導入効果が得にくい点に留意が必要です。 

 

2-4.第4位：スマート書記｜日本発・高精度で議事録に特化

スマート書記は、日本語の会議に対応した議事録作成支援ツールで、録音から文字起こし・要約までを一括で処理できます。 

• 対応ファイル形式：リアルタイム音声録音、会議録音データアップロードに対応。
• 料金プラン：14日間無料トライアルあり。以降は法人向け月額制（10,000円〜）。
• 文字起こし精度：話者識別・フィラー除去・口癖排除に対応。
• セキュリティ：国内サーバー運用、専用サポート体制あり。
• 拡張性：Word・PDF形式出力、音声リンク付き議事録生成、議事録テンプレート機能あり。 

 

スマート書記はこんな方におすすめです。 

• 話者分離・フィラー除去・タイムスタンプ付き音声参照など、使いやすく品質の高い議事録を求めるチーム
• 国内対応・安心のサポート体制を重視したい企業 

日本語会議を中心とした企業利用に向いていますが、価格帯や導入フローはやや法人向けに特化しています。小規模チームや個人利用では費用対効果の検討が必要です。 

 

2-5.第5位：Rimo Voice｜日本語特化＆リアルタイム文字起こしの強み

Rimo Voiceは、録音・文字起こし・要約を一元管理できる日本語向けの軽量議事録ツールです。インタビューやセミナー記録にも対応しています。 

• 対応ファイル形式：リアルタイム録音、音声ファイルアップロードに対応。
• 料金プラン：60分まで無料で利用可能なトライアルあり。その後は従量課金制。
• 文字起こし精度：句読点・フィラー自動補正、話者分離対応。
• セキュリティ：クラウド保存、ユーザー管理、導入時のオンラインサポート体制あり。
• 拡張性：PDF・CSV・Excel形式出力、要約付き議事録作成。 

 

Rimo Voiceはこんな方におすすめです。 

• 日本語会議の議事録精度を最重視したい法人・個人
• 音声と文字の連携再生による過去発言の迅速確認が求められる場面
• 無料トライアルで試してから、必要な分だけ有料課金したいユーザー 

日本語に特化したシンプルな議事録作成を求める方向けですが、英語や多言語には非対応であり、頻繁な長時間利用ではコストがかさむ点に注意が必要です。 

 

3.PLAUD NOTEが選ばれる4大理由｜導入企業の声

数ある議事録AIツールの中で、PLAUD NOTEが高い評価を受けているのは、単に音声認識の精度が高いからではありません。

「録音→要約→資料化」の流れをワンストップで完結できる機能性と、導入しやすい価格設定、現場での使いやすさにおいて他ツールを圧倒している点が、企業の導入を後押ししています。 

ここでは、実際に導入した企業の声を交えながら、PLAUD NOTEが選ばれる4つの理由をご紹介します。 

 

3-1.コンパクトデバイスの高い携帯性

PLAUDでは、用途に応じて2種類の専用デバイスを用意しています。 

• カード型の「PLAUD NOTE」
  クレジットカードほどの薄さと軽さを実現した業界最薄クラスの録音デバイスです。会議資料に挟んだり、名札ホルダーに入れたりと自然な形で装着でき、物理ボタン操作で録音を開始できます。
  
  
• ウェアラブル型の「PLAUD NotePin」
  襟元などにクリップで装着する小型のウェアラブルマイク型デバイスです。外出先での打ち合わせや移動中の録音にも適しており、日常のあらゆるシーンをさりげなく記録できます。 

 

3-2.議事録から資料作成までスムーズに対応

PLAUD NOTEでは、AIが議事録の要点を整理し、用途に応じたテンプレートでの出力が可能です。 

• 議事録形式（発言者ごとの記録＋要約＋ToDo抽出）
• 報告書形式（目的・経緯・決定事項）
• 提案書形式（課題・解決策・効果） 

会議内容をもとに、あらかじめ用意されたテンプレート形式で整形されるため、共有・再利用がスムーズです。 

 

3-3.豊富な機能で業務効率化を実現

PLAUD NOTEは、録音・要約・変換という主機能に加えて、実務での運用を想定した細かな機能が豊富に備わっています。 

• 話者自動認識＆分離（複数人の会話を整理）
• カスタム辞書（社内略語や人名も正確に変換）
• タグ・フォルダ管理、全文検索（過去議事録もすぐ探せる）
• 通話録音モード（PLAUD NOTEのみ、PLAUD NotePinは非対応）
• 録音再生中の編集・コメント挿入（チェック作業も効率的） 
• Ask AI（AIを活用した質問応答システム）：自動生成された議事録に対して「誰が何を決めた？」「次回の議題は？」など自然言語で質問ができる） 

これにより、「あとで議事録を直す」「資料に手を加える」といった地味ながら大きな手間を根本的に削減できます。 

 

3-4.永年無料モデルでコスパ最適化

多くのAI議事録ツールが月額制や従量課金を採用する中、PLAUD NOTEは月300分まで使える無料プラン（スタータープラン）を提供しています。コストを抑えた導入が可能です。 

• 月300分の文字起こし・要約が無料
• 音声録音やクラウド保存、要約マインドマップ生成などのコア機能が追加費用なしで利用可能
• 専用デバイス（NotePin／PLAUD NOTE本体）で録音精度を向上させることもでき、スタータープランの枠内で最適化可能 

スタータープランを活用すれば、デバイスの購入費は必要ですが、月額や従量課金なしでそのまま業務に使える状態になります。初期コスト以外に継続的な出費が発生せず、コスト面の心配が少ない設計です。 

 

4.導入前に知りたい！議事録AIツールQ&A完全ガイド 

AI議事録ツールの導入を検討している企業・個人からは、「本当に精度が高いのか？」「無料でどこまで使える？」「セキュリティ面は安全か？」など、さまざまな質問が寄せられます。 

ここでは、特に多い5つの疑問に対し、導入前に押さえておくべきポイントとあわせて詳しく解説します。 

 

4-1.Q1. 議事録AIの文字起こし精度はどれくらいですか？

文字起こしの精度はツールや環境によって異なります。多くのツールは、静かな場所での単一話者の録音には90％以上の精度を実現していますが、複数話者や会話の重なり、雑音がある環境では精度が落ちやすい傾向があります。また、話者識別や専門用語の変換精度はツールごとに差が出ます。 

PLAUD NOTEの場合は、専用デバイス（NotePinやPLAUD NOTE本体）により、360度の全方位収音＋ノイズ低減マイクで高い音声取得精度を実現します。さらに、医療・法務用語辞書や話者識別機能を標準搭載しており、複数人の会話や専門用語を含む議論でも高精度で文字起こしが可能です。 

 

4-2.Q2. 無料でどの程度まで使えますか？

多くの議事録AIツールは無料プランを用意していますが、月間利用時間や文字数に制限があるのが一般的です（例：Nottaは月120分、Otter.aiは月300分など）。また、高度な要約・テンプレート変換機能は有料プラン限定というケースも多く、本格的な業務利用には有料プランが前提になる場合があります。 

PLAUD NOTEの場合は、無料で月300分（約300分）の文字起こし・要約ができ、資料テンプレートへの変換も利用可能です。月額課金なしでも実用レベルで運用できるでしょう。

 

4-3.Q3. 社外秘の会議内容でも使って問題ないですか？

多くのAI議事録ツールは、クラウド保存時にAES-256などの暗号化を実施しており、セキュリティ対策は一定レベルで整っています。ただし、ツールによっては保存期間の制限や、データの外部利用に関するポリシーが異なるため、事前確認が必須です。 

PLAUD NOTEは、以下のようなセキュリティ対策が施されています。 

• 録音データはAES-256暗号化＋クラウド保存
• 本体デバイスではローカル保存、クラウド同期も可能
• スマホアプリからのデータ削除やアクセス制限設定も対応
• SOC 2 Type II認証、HIPAA準拠のプライバシー設計で、法人・医療現場でも安心して利用可能 

 

そのため、社外秘の会議での利用実績や医療・法務領域での導入実績もあり、機密情報の扱いにも十分配慮されています。 

 

4-4.Q4. ITに詳しくない社員でも使いこなせますか？

UI設計がわかりやすいツールであれば、特別な知識なしで使えることがほとんどです。しかし、録音〜変換〜共有までの手順が複雑なツールでは、導入教育やマニュアル整備が必要になる場合もあります。 

PLAUD NOTEの場合はデバイスのボタンを押すだけで簡単に録音が開始され、アプリで「要約」を押せば、すぐに議事録が作成されます。UIは日本語対応かつ非常に直感的で、チュートリアルやサポートも充実しています。 

そのため、社内のITリテラシーに差がある場合でも導入しやすく、全社への導入を進めやすいです。

 

5.まとめ｜1位PLAUD NOTEの圧倒的な強みとは？

議事録AIツールには多様な選択肢がありますが、機能やコストなど、自社の要件を総合的に満たすツールは多くありません。

その中でPLAUD NOTEがランキング1位に選ばれたのは、以下の3つの強みが揃っているからです。