手軽に文字起こしサービスを利用したい際には、ブラウザ上で使えるオンライン文字起こしサイトがおすすめです。アプリやソフトのインストールが不要で、ネット環境さえあればすぐに利用できます。
とはいえ、ブラウザ上で使えるオンライン文字起こしサイトは数が多く、特徴も異なるため、「どの文字起こしサイトを使えばいいのかわからない」「Web会議の音声を文字起こしできるサイトを知りたい」といった方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、ブラウザ上で使えるオンライン文字起こしサイトを13選で紹介します。ブラウザ上で使えるオンライン文字起こしサイトを利用するメリット・デメリットや、サイトの選び方も解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
ブラウザ上で使える文字起こしサイトとは?

ブラウザ上で使える文字起こしサイトとは、Google Chrome や Safari、Edge などのWebブラウザからアクセスするだけで、音声や動画をテキストに変換できるオンラインサービスのことです。アプリやソフトをインストールする必要がなく、PC・スマホ・タブレットなど、さまざまな端末から手軽に利用できます。
ブラウザ上で使える文字起こしサイトは近年、AI技術の進化によって文字起こし精度が大幅に向上しており、会議・インタビュー・講義・YouTube動画の書き起こしなど、多様なシーンで活用されています。たとえばビジネスシーンでは、ZoomやWebexなどのオンライン会議ツールでの会話を録音したデータを文字起こしして、議事録作成などに使うといったケースが一般的です。
ユーザー登録なしで使える完全無料のサイトから、多機能な有料サービスまで種類も豊富で、目的に応じて使い分けられます。
ブラウザ上で使える文字起こしサイトのメリット
ブラウザ上で使える文字起こしサイトを活用するメリットを解説します。
アプリやソフトのインストールが不要

ブラウザ上で使える文字起こしサイトは、文字通りブラウザ上で動作するため、PCやスマホにアプリを入れる必要がなく、導入の手間がありません。社内規定でアプリのインストールが制限されている企業でも利用でき、すぐに文字起こしを始められます。
いろいろな端末で使える

ブラウザ上で使える文字起こしサイトは、Webブラウザさえあれば、Windows・Mac・Chromebook・iPhone・Androidなど、デバイスを選ばずに使えます。出先ではスマホ、自宅やオフィスではPCなど、場面に合わせて柔軟に切り替えられる点が大きなメリットです。
ネット環境があればどこでも使える

オンラインサービスのため、インターネットにつながっていれば場所を問わず文字起こしが可能です。Wi-Fi環境のあるカフェや外出先でも使えるため、リモートワークや出張が多い人にとって便利な選択肢となります。
AIによる高精度な文字起こしが期待できる

最新のAI音声認識技術を採用しているサイトでは、雑音の多い環境や専門用語の多い会話でも比較的高精度にテキスト化できます。クラウド上のAIモデルを利用するため、常に最新の精度を利用できるのも強みです。
文字起こしにかかる時間を短縮できる

ブラウザ上で使える文字起こしサイトでは、録音データをアップロードすれば自動で文字起こしが進むため、手作業で書くよりも圧倒的に短時間でテキスト化できます。会議の議事録やインタビュー原稿など、時間のかかる作業を効率化でき、業務負荷を大きく削減可能です。
無料で使える文字起こしサイトもある

ブラウザ上で使える文字起こしサイトには無料プランが提供されているものが多く、簡易的な文字起こしであれば費用をかけずに利用できます。音声データの長さや回数に制限がある場合もありますが、費用を抑えつつ文字起こしを始めたい人にとって便利な選択肢です。
ブラウザ上で使える文字起こしサイトのデメリット
ブラウザ上で使える文字起こしサイトの主なデメリットを解説します。
精度は録音環境に大きく依存する

文字起こしサイトのAIが優秀でも、録音状態が悪いと誤認識が増えます。雑音・マイクの距離・話者の滑舌などの影響を受けるため、クリアな音源でない場合は精度が下がることがある点には注意が必要です。
機能が限定的な文字起こしサイトもある

ブラウザ上で使える無料サイトや簡易ツールのなかには、話者分離・要約・編集・辞書登録などの高度な機能がないものもあります。必要な機能が揃っていないと、結局は別ツールを併用する必要が生じる場合がある点には要注意です。
費用がかかる文字起こしサイトもある

無料プランがある一方で、長時間の文字起こしや高機能なAI要約を使う場合は有料プランを契約しなければならないケースもあります。業務利用が多くなるほどコスト管理が必要になるため、事前に発生する費用をチェックしておくことが重要です。
セキュリティが不十分な文字起こしサイトもある

ブラウザ上で使える文字起こしサイトはオンラインサービスのため、データ保護が不十分なサイトを使うと情報漏えいのリスクが生じます。とくに企業の会議録、顧客との通話、機密情報を含むデータは、セキュリティ対策が明確なサービスを選ぶ必要があるでしょう。
サポートが期待できない文字起こしサイトもある

ブラウザ上で使える無料の文字起こしサイトの多くは問い合わせ窓口がなく、トラブルが発生してもサポートが受けられない場合があります。業務で利用する場合は、サポート体制や運営企業の信頼性も確認しておくことが重要です。
ブラウザ上で使える文字起こしサイトの選び方
ブラウザ上で使える文字起こしサイトの選び方のポイントを解説します。
文字起こし精度で選ぶ

ブラウザ上で使える文字起こしサイトを選ぶ際には、AIによる文字起こしの認識精度が重要です。雑音の多い環境、複数人の会話、専門用語の多い音声でも正確に変換できるかを確認しましょう。
Plaudのように専用のAIボイスレコーダーを使うサービスなら、雑音が多い環境や広い会議室での会話なども正確に録音・文字起こししやすい傾向があります。また、無料版と有料版で精度が異なる場合もあるため、試用して比較するのがおすすめです。
機能の充実度で選ぶ

ブラウザ上で使える文字起こしサイトの選定時には、文字起こし以外に、話者分離・要約・編集・タグ付け・タイムスタンプ付与・データのエクスポート形式など、周辺機能の充実度も選定ポイントです。会議の議事録作成や、インタビュー記事の制作など業務利用が多い場合は、これらの機能が揃っているほど作業がスムーズになります。シンプルな変換だけでよいのか、多機能が必要なのかを事前に整理しておきましょう。
対応言語で選ぶ

多言語の音声を扱う可能性がある場合は、対応言語数を確認しましょう。英語や日本語だけでなく、中国語、韓国語、フランス語といった主要言語に対応しているサービスもあれば、100言語以上に対応したサービスもあります。海外拠点の会議、海外顧客へのヒアリング、外国語コンテンツの文字起こしなど、用途に応じて必要な言語がそろっているかをチェックすることが大切です。
コストで選ぶ

ブラウザ上で使える文字起こしサイトには無料で使えるサイトもありますが、長時間の音声や高精度モデルを使う場合は有料プランが必要になるケースも多くあります。業務利用で継続的に文字起こしを行う場合は、コストパフォーマンスを重視して選ぶと無駄な費用を抑えることが可能です。まずは無料版で試してから、有料版への移行を検討しましょう。
セキュリティ性で選ぶ

文字起こしデータには、顧客情報・会議内容・内部情報など機密性の高い情報が含まれることが多いため、セキュリティ対策は必ず確認すべきポイントです。データの暗号化・通信の安全性・サーバーの運用基準・ISO認証の有無・プライバシーポリシーの明確さなどを比較し、安心して利用できるサービスを選びましょう。とくに企業利用では、セキュリティ性の高さは必須の要件です。
サポートの充実度で選ぶ

ブラウザ上で使える無料の文字起こしサイトではサポートが受けられない場合もありますが、業務で利用するなら問い合わせ対応やヘルプドキュメントの充実度も重要です。問題発生時にすぐ相談できるか、使い方のガイドが整っているか、アップデート情報が定期的に提供されるかなど、運営企業の支援体制を確認しておきましょう。
ブラウザ上で使える文字起こしサイト13選
ブラウザ上で使える文字起こしサイトを13選で紹介します。
| サービス名 | Plaud | 文字起こしさん | MyEdit | LINE WORKS AiNote | Googleドキュメント | Vidnoz AI | Rimo Voice | SACSCRIBE | Gladia | Gemini | AutoMemo | toruno |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| リアルタイム文字起こし | × | × | × | ◯ | ◯ | × | ◯ | × | ◯ | ◯ | × | ◯ |
| 音声ファイルの文字起こし | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 動画ファイルの文字起こし | ◯(音声変換後) | ◯ | × | × | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 対応言語 | 112言語 | 約100言語 | 複数言語 | 主要言語 | 100言語以上 | 140言語以上 | 30言語以上 | 日本語 | 100言語以上 | 多言語 | 72言語 | 主要言語 |
| 専用端末料金 | Plaud Note:27,500円 Plaud NotePin:27,500円 Plaud Note Pro:30,800円 |
ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | オートメモS:19,800円 オートメモR:13,860円 |
ー |
| 専用端末要否 | 必要 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | なくても可 | ー |
| AI要約 | ◯ | ◯ | × | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| タスク抽出 | ◯ | × | × | × | × | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 話者分離 | ◯ | ◯ | × | ◯ | × | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| エクスポート形式 | 豊富 | テキスト・字幕 | 豊富 | 音声・テキスト | Google Docsのみ | 動画・音声・テキスト | 豊富 | テキスト | 豊富 | テキスト中心 | 豊富 | テキスト・音声・画像 |
| 無料プラン | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ×(1週間トライアル) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯(個人のみ) |
| 無料プラン文字起こし時間 | 300分/月 | 10分/日 | 3クレジット/日 | 300分/月 | 無制限 | 2分/日 | 60分(トライアル) | 1時間/月 | 10時間/月 | 制限あり | 1時間/月 | 3時間 |
| 有料プラン料金 | 16,800円/年(月1,400円) | 1,100円/月〜 | 6,960円/年〜(月580円〜) | 17,280円/年〜(月1,440円〜) | ー | 2,075円/月〜 | 1,650円/月〜 | 990円/月〜 | 要問い合わせ | 2,900円/月〜 | 14,800円/年〜(月1,480円) | 個人1,650円/月〜 法人9,000円/月〜 |
Plaud
いずれのモデルも、話者識別や自動段落分けといった議事録・レポート作成に欠かせない機能を備え、さらに112か国語の多言語にも対応。専用アプリ・ブラウザサービスでは、専用端末で録音した音声だけでなく、Windowsのボイスレコーダーで録音した音声の文字起こしも行えます。
料金プランは、無料・Pro・Unlimitedの3種類で、それぞれ月間文字起こし時間の制限や機能が異なります。有料プランのPro・Unlimitedは3日間の無料トライアルが可能です。
話者識別やAI要約といった議事録・レポート作成に欠かせない機能はもちろん、一般的な議事録作成アプリにはない議事録・講義・コンサルティングなど10,000種類以上の要約テンプレートを備えているため、目的に応じた文字起こしを効率的に行えます。無料プランでもこれらの高度な機能を活用できるのがPlaudの大きな魅力です。
| 機能 | 特徴 |
|---|---|
| 録音機能 | AI指向性音声収音技術を搭載し、雑音の多い環境でもクリアな音声を収録可能 |
| 文字起こし機能 | 112言語に対応し、録音データを自動でテキスト化して編集可能な文書を生成 |
| オンラインミーティング録音 | Plaud Desktopを利用することで、あらゆるオンライン会議を会議ボットなしで記録 |
| 多次元要約 | 複数の要約テンプレートに対応し、議事録や要点整理を自動作成 |
| タイムライン機能 | 録音内容に自動でタイムスタンプを付与し、簡単に振り返り可能 |
| ファイル共有 | 文字起こし文書や録音データを豊富なファイル形式ですぐに共有可能 |
| Ask Plaud機能 | 会話内容から次のアクションやToDoを自動抽出し、戦略的な意思決定をサポート |
| テンプレートスナップ | 手書きメモや印刷物を撮影するだけで編集可能なテンプレートに変換 |
| AutoFlow | 録音から文字起こし・要約・メール送信までを自動で実行 |
| テンプレート数 10,000以上 | 公式とコミュニティを含め、多彩なフォーマットを提供 |
| セキュリティ | GDPR、EN 18031、SOC 2 Type II、HIPAA、ISO/IEC 27001:2022、ISO/IEC 27701:2019に準拠し、国際水準のデータ保護を実現 |
| クラウド連携 | 録音・文字起こし・要約をクラウドに保存し、デバイス間で共有可能 |
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