電話での商談・ミーティングや、コールセンター業務などには、電話の文字起こしツールが便利です。通話内容を録音し、正確に文字起こしすることで、決定事項やタスクなどを抽出しやすくなります。
しかし、電話の文字起こしツールにもさまざまなものがあり、通話録音方法などが異なるため、「固定電話だけでなくiPhoneやスマホの通話も文字起こしできるツールが導入したい」「通話内容をリアルタイムで文字起こしできるツールがほしい」といった方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、電話の文字起こしツールを12選で紹介します。電話の文字起こしツールを導入するメリットやツールの選び方、実際に通話を録音して文字起こしする方法なども解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
電話の文字起こしツールとは
電話の文字起こしツールとは、スマートフォンや固定電話で行った通話内容を自動で文字に変換するためのサービスです。録音した音声ファイルをアップロードして文字起こしするタイプのものから、リアルタイムで通話内容をテキスト化できるツールまで、さまざまな種類があります。
電話の文字起こしツールを導入することで、会議・営業・サポート・取材・カスタマー対応など幅広い業務の効率化が可能です。従来は人力で行っていた文字起こし作業に時間を取られていた場合でも、ツールを活用すれば短時間で正確な記録が残せるようになり、情報共有や分析の質が大幅に向上します。
電話の文字起こしツールを導入するメリット
電話の文字起こしツールを導入するメリットとして、以下の7点について解説する。
通話内容を正確に記録できる

電話の文字起こしツールを使えば、会話をそのままテキストに残せるため、聞き間違いや書き間違いを大きく減らすことが可能です。とくに、複雑な案件や説明の多い顧客対応などでは、記録の正確性が業務品質に直結します。また、過去の通話内容を検索してすぐに参照できるため、二度手間の防止や問い合わせ履歴の整理にも役立つでしょう。
メモに気を取られず通話に集中できる

メモを取りながらの電話は、どうしても相手の話に集中しづらく、聞き逃しが発生しやすくなります。文字起こしツールを導入することで、記録作業をAIに任せられ、利用者は相槌や質問など本来のコミュニケーションに意識を集中することが可能です。結果として、顧客満足度の向上や対応品質の改善にもつながります。
通話記録を管理・共有できる

文字起こしされた通話内容はデジタルデータとして残るため、部門内のメンバーと簡単に共有可能です。紙のメモや個人管理では情報が属人化しやすいのに対し、文字起こしツールを使えば共有の仕組みが整い、スムーズな引き継ぎやチーム全体の情報把握に役立ちます。管理画面から通話履歴をまとめて確認できるツールも多く、業務効率が大幅に向上します。
通話記録を分析できる

AIによる要約機能やキーワード抽出機能が備わったツールを使えば、通話内容の傾向や課題点を分析可能です。問い合わせの多いテーマを把握したり、顧客ニーズを読み解いたりすることで、商品改善や対応フローの改善にもつながります。定量的なデータとして利用できる点も企業にとって大きなメリットです。
電話での顧客対応の属人化を防止できる

経験豊富な担当者と新人担当者では、顧客対応の質に差が出やすい傾向があります。文字起こしした通話内容を共有・分析することで、誰が対応しても一定の品質を保つ体制をつくれます。また、教育や研修の教材としても活用でき、チーム全体のスキル底上げにも効果的です。
コンプライアンス管理に役立つ

通話内容を正確に記録しておくことで、万が一のトラブル時にエビデンスとして利用可能です。契約内容や重要事項の説明、顧客からの要望などをテキストで残しておけば、社内監査やコンプライアンス対応がスムーズになります。金融・不動産・医療など、証跡が求められる業界ではとくに重宝されます。
クレーム対応を効率化できる

クレーム対応では、顧客の感情や要望を正確に把握することが必須です。文字起こしされたデータがあれば、問題点の整理や原因分析がしやすくなり、対応の方向性も明確になります。また、過去ケースとの比較や改善策の共有にも役立つため、組織全体でのクレーム対応力を高められるでしょう。
電話の文字起こしツールの種類
電話の文字起こしツールには、録音デバイス+文字起こしツールを使う方法と、電話用文字起こしツールを使う方法の2種類があります。それぞれの方法について詳しくチェックしておきましょう。
録音デバイス+文字起こしツールを使う方法

スマートフォンの録音アプリやICレコーダーなどを使って通話を録音し、その音声ファイルを文字起こしツールに読み込ませる方法です。リアルタイム文字起こしには対応しない場合もありますが、自分の好きなツールを組み合わせられます。既に録音環境が整っている人や、音声データを複数の目的で使いたい場合に向いています。
電話用文字起こしツールを使う方法

電話アプリやクラウドPBXと連携する専用の文字起こしツールを利用する方法です。通話と同時に自動で文字起こしできるものが多く、リアルタイムでテキストが表示されるため、営業やサポート業務などの実務で使いやすい点が特徴です。録音の操作が不要で、開始と同時に内容が記録されるため、作業負担が大幅に軽減されます。
電話の文字起こしツールの選び方
電話の文字起こしツールの選び方のポイントを7つ紹介します。
音声に認識精度で選ぶ

電話はノイズや音質劣化が発生しやすいため、音声認識精度の高さは最重要ポイントです。話者分離ができるか、専門用語に強いか、ノイズが混ざっても認識できるかなどをチェックすると、導入後の満足度が変わります。無料体験やサンプル音声を使って実際に試すのがおすすめです。
利用料金で選ぶ

無料から利用できるツールもあれば、分析機能が充実した有料のビジネス向けツールまで幅広く存在します。利用回数や録音時間によって料金体系が変わる場合も多いため、想定する利用量に応じて最適なプランを選ぶことが大切です。
セキュリティの高さで選ぶ

通話内容には顧客情報や取引内容などの機密情報が含まれるため、セキュリティ対策は欠かせません。データの暗号化・アクセス制御・ログ管理・サーバーの安全性などを確認し、安心して利用できるツールを選ぶ必要があります。とくに企業利用では、ISO認証やプライバシーマークの有無もチェックポイントになります。
分析機能の充実度で選ぶ

電話の文字起こしツールは、要約機能・キーワード抽出・感情分析・検索機能など、通話データをより活用したい場合は分析機能の充実度が重要です。分析機能が豊富なツールなら、営業改善やCS品質向上などにも役立ちます。
操作性の高さで選ぶ

複雑な操作が必要なツールは、利用のハードルが高く定着しづらい傾向があります。録音開始から文字起こし、共有、検索までがスムーズに行えるか、UIが見やすいかなどを重視することで、誰でも使いやすい環境が整うでしょう。
対応言語数で選ぶ
外国人顧客とのやり取りがある企業では、多言語対応ツールを選ぶことで業務範囲が広がります。日本語以外にも英語・中国語・韓国語などの主要言語に対応しているか確認することが重要です。
ほかのシステムとの連携機能で選ぶ

CRMやSFA、Slack、Teams、HubSpotなどのシステムと連携できるツールであれば、通話データを業務フローにそのまま活用できます。自動で記録が残ることで、入力作業の手間を減らし、業務を効率化可能です。
電話の文字起こしツール12選
便利な電話の文字起こしツールを12選で紹介します。
| サービス名 | Plaud | カイクラ | pickupon | MiiTel | MOT/TEL | トビラフォン Cloud | BIZTEL | COTOHA Voice Insight | YouWire | lisnavi | モバビジ | Notta |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 通話のリアルタイム文字起こし | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 音声ファイルの文字起こし | ◯ | ◯ | × | × | × | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ |
| 動画ファイルの文字起こし | ◯(音声データに変換後) | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | ◯ |
| 対応言語 | 112言語 | 主に日本語 | 主に日本語 | 日本語、英語 | 主に日本語 | 主に日本語 | 主に日本語 | 日本語、英語 | 主に日本語 | 主に日本語 | 主に日本語 | 58言語 |
| 専用端末料金 | Plaud Note:27,500円 Plaud NotePin:27,500円 Plaud Note Pro:30,800円 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 23,500円 |
| 通話録音のための端末要否 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | なくても利用可能 |
| AI要約 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| タスク抽出 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | × | ◯ | ◯ | × | ◯ | × | ◯ |
| 話者分離 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 無料プラン | ◯ | × | ◯(閲覧のみ) | ×(無料トライアルあり) | ×(無料トライアルあり) | × | × | × | × | × | × | ◯ |
| 無料プランでの文字起こし時間(月間) | 300分/月 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | 120分/月 | |
| 有料プラン料金 | 16,800円/年 (月あたり1,400円) | 要問い合わせ | 6,000円/ID・年〜 | 要問い合わせ | 5,980円/月〜 (20内線まで) | 3,300円/月〜 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 5,000円/月〜 | 要問い合わせ | 14,220円/年〜 (月あたり1,185円〜) |
Plaud

| プラン | 無料 | Pro | Unlimited |
|---|---|---|---|
| 料金 | 0円 | 16,800円/年 (月あたり1,400円) |
40,000円 (月あたり約3,333円) |
| 文字起こし時間 | 300分/月 | 1,200分/月 | 無制限(100時間/日) |
| カスタム要約テンプレート | ◯ | ◯ | ◯ |
| Ask Plaud | ◯ | ◯ | ◯ |
| マインドマップ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 話者識別 | ◯ | ◯ | ◯ |
| Plaud Desktop(オンラインミーティング録音可能) | ◯ | ◯ | ◯ |
| Plaud Web(複数端末同期可能) | ◯ | ◯ | ◯ |
「Plaud Note」では、スライドボタンで「通話録音モード」に切り替え、専用ケースに入れてスマホの背面に貼り付ければ電話の録音を開始できます。最新モデルの「Plaud Note Pro」なら、「通話録音モード」への切り替えも自動で行われるため、よりスムーズな録音が可能です。
いずれのモデルも、話者識別や自動段落分けといった議事録・レポート作成に欠かせない機能を備え、さらに112か国語の多言語にも対応。海外の顧客との電話商談や、外国人スタッフとの連絡にも活用できます。
料金プランは、無料・Pro・Unlimitedの3種類で、それぞれ月間文字起こし時間の制限や機能が異なります。有料プランのPro・Unlimitedは3日間の無料トライアルが可能です。
話者識別やAI要約といった議事録・レポート作成に欠かせない機能はもちろん、一般的な議事録作成アプリにはない議事録・講義・コンサルティングなど10,000種類以上の要約テンプレートを備えているため、目的に応じた文字起こしを効率的に行えます。無料プランでもこれらの高度な機能を活用できるのがPlaudの大きな魅力です。
| 機能 | 特徴 |
|---|---|
| 録音機能 | AI指向性音声収音技術を搭載し、雑音の多い環境でもクリアな音声を収録可能 |
| 文字起こし機能 | 112言語に対応し、録音データを自動でテキスト化して編集可能な文書を生成 |
| オンラインミーティング録音 | Plaud Desktopを利用することで、あらゆるオンライン会議を会議ボットなしで記録 |
| 多次元要約 | 複数の要約テンプレートに対応し、議事録や要点整理を自動作成 |
| タイムライン機能 | 録音内容に自動でタイムスタンプを付与し、簡単に振り返り可能 |
| ファイル共有 | 文字起こし文書や録音データを豊富なファイル形式ですぐに共有可能 |
| Ask Plaud機能 | 会話内容から次のアクションやToDoを自動抽出し、戦略的な意思決定をサポート |
| テンプレートスナップ | 手書きメモや印刷物を撮影するだけで編集可能なテンプレートに変換 |
| AutoFlow | 録音から文字起こし・要約・メール送信までを自動で実行 |
| テンプレート数 10,000以上 | 公式とコミュニティを含め、多彩なフォーマットを提供 |
| セキュリティ | GDPR、EN 18031、SOC 2 Type II、HIPAA、ISO/IEC 27001:2022、ISO/IEC 27701:2019に準拠し、国際水準のデータ保護を実現 |
| クラウド連携 | 録音・文字起こし・要約をクラウドに保存し、デバイス間で共有可能 |
Plaudに関する詳しい情報、お申込みはこちら
製品一覧
カイクラ

カイクラは、電話対応の質向上に特化したクラウド型コミュニケーション管理ツールです。主に中小企業やコールセンターで利用されており、「誰が・いつ・どんな対応をしたか」を一元管理できる点が強みです。
着信時には顧客情報をポップアップ表示し、過去の対応履歴やメモを瞬時に確認できるため、顧客満足度向上に役立ちます。さらにAI文字起こしオプションを利用すれば、通話内容の自動テキスト化・要約・タスク抽出が可能になり、議事録作成やクレーム対応の効率化にも寄与します。
録音データの検索性も高く、顧客対応の属人化防止や新人研修にも活用できます。PBXとの連携も柔軟で、既存の電話環境を大きく変える必要がないため導入しやすい点も魅力です。
pickupon

pickuponは、営業向けに最適化された会話サマリー自動生成ツールです。ブラウザ電話として動作し、通話内容をリアルタイムにテキスト化しながら、AIが重要ポイントを抽出してまとめてくれます。
営業担当者がメモに追われることなく商談に集中できる設計になっており、CRMやSFA(HubSpot、Salesforceなど)との連携もスムーズです。会話内容からAIが“ToDo・ニーズ・課題”を構造化して記録してくれるため、商談履歴の品質が均一化し、チーム全体の営業生産性向上に寄与します。入力負担を最小限にすることで、日報や活動報告の工数削減にも大きく貢献するツールです。
MiiTel

MiiTelは、AI搭載型のクラウドIP電話で、コールセンター・インサイドセールスで広く採用されています。
最大の特徴は、通話内容をAIが分析し、話速・沈黙時間・かぶせ率などのコミュニケーション指標を可視化してくれる点です。これにより営業力向上やトークスクリプト改善に直結するデータが得られます。通話はリアルタイムで文字起こしされ、議事録の自動作成や顧客との会話内容の共有が容易になるだけでなく、話者分離によって「誰が何を言ったか」まで正確に把握できます。
録音データは検索可能で、トレーニングや品質チェックにも活用可能です。SalesforceやHubSpotなど主要CRMとの連携にも強く、営業DXを推進する企業には候補となるツールです。
MOT/TEL

MOT/TELは、スマホを内線化できる法人向けクラウド電話システムで、外出先でも会社番号で発着信できるのが特徴です。AI文字起こしオプションを追加すると、通話内容をそのままテキスト化し、社内で共有したり議事録として活用したりできます。
比較的低コストで導入でき、中小企業や小規模オフィスでも活用しやすいでしょう。IP電話やPCソフトフォンとも連携でき、社内外問わず利用環境を統一しやすいのもメリットです。また、録音機能や通話ログ管理も標準搭載され、顧客対応履歴の蓄積・品質改善などにも活かせます。
トビラフォン Cloud

トビラフォン Cloudは、迷惑電話対策などにも取り組む「トビラシステムズ」が提供する法人向けクラウド電話サービスです。迷惑電話番号データベースを活用した高精度の迷惑電話ブロックが特徴で、コールセンターや小売業、医療機関などで利用されています。
AI文字起こし機能を搭載しており、通話内容をリアルタイムでテキスト化して記録できます。これにより通話品質の可視化、クレーム対応の迅速化、オペレーター教育などが可能です。
BIZTEL

BIZTELは、法人向けクラウドコールセンターシステムです。電話環境の構築からCRM連携、AI文字起こしまでワンストップで提供できる点が特徴です。
オペレーター向け機能が多く、着信ルーティング・リアルタイムモニタリング・稼働管理など大規模なコールセンター運用を前提とした設計になっています。AIによる通話文字起こし・要約・話者分離も対応しており、品質管理やクレーム対応の効率化に役立つでしょう。
また、録音データの全文検索機能、分析ダッシュボードなども充実しており、業務改善につながるデータ活用が容易です。
COTOHA Voice Insight

COTOHA Voice Insightは、NTTグループの音声認識技術を活用した音声解析サービスです。強みは高精度な日本語認識と、話者分離・感情分析などの高度な解析機能が標準搭載されている点で、コールセンターや金融機関など、正確な音声データの解析が求められる現場で採用されています。
リアルタイム文字起こしのほか、通話内容を自動で要約し、重要語句やタスクを抽出することも可能です、API提供も行われているため、自社システムへの組み込み・カスタマイズにも強いのが特徴です。
YouWire

YouWireは、企業のコールセンター向けに最適化された通話文字起こし・録音管理サービスです。会話内容をリアルタイムにテキスト化するだけでなく、過去の通話データを効率的に検索・分析できる機能が強みで、応対品質の均一化、コンプライアンス対応、クレーム処理の迅速化に役立ちます。
また、録音データの長期保存にも対応しており、監査やトラブル対応にも活用できます。システム連携にも強く、CRM・SFAとの組み合わせで顧客管理の効率化も可能です。
lisnavi

lisnaviは、コールセンター向けの音声文字起こし・応対品質管理ツールで、通話内容をリアルタイムに文字起こししつつ、会話の重要ポイントをAIが抽出して構造化してくれるのが特徴です。とくに要点・課題・約束事項などが自動で抽出されるため、議事録作成や引き継ぎがスムーズになります。
ダッシュボードによる分析機能も備えており、オペレーターの対応品質評価や業務改善に活用できます。また、録音データの検索性が高く、キーワード検索やフィルタリングなども簡単に行える設計です。
モバビジ

モバビジは、スマホ1台で会社の電話番号を利用できるクラウドPBXサービスです。外出中でもオフィスの内線として利用できるため、テレワークや営業職など場所に縛られずに働ける環境を作れます。
通話内容のテキスト化・要点抽出ができ、顧客対応の記録や引き継ぎが効率化します。初期投資も少なく月額コストも低いため、小規模企業やスタートアップなどにも利用しやすいサービスです。
Notta

Nottaとは、日本のNotta株式会社が提供するAI議事録作成アプリです。音声を自動で文字化するだけでなく、要約や翻訳など幅広い機能を備えており、議事録・レポート作成の効率化が期待できます。電話の文字起こしも可能で、専用ボイスレコーダー「Notta Memo」には通話録音機能も備わっています。
有料プランのほかフリープランがあり、無料で一部の機能を利用できます。ただし、ビジネスシーンなどで本格的に使うのであれば、有料プランへの加入が必要です。また、最上位プラン以外はアップロードしたデータがAI学習に利用される可能性がある点には注意しましょう。
Nottaについては以下の記事でも詳しく紹介しています。メリットや注意点、使い方などについて確認したい場合は、ぜひ参考にしてみてください。
▶︎文字起こしツールNottaとは?実際に使ってみて精度や使い方、料金などを解説
Plaudを使った電話文字起こしの流れ

Plaudを使った電話文字起こしの流れを解説します。スマホでの通話録音方法については以下の記事でも紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
▶︎iPhone・Androidで通話録音する方法を徹底解説|おすすめ専用デバイスも紹介【2025年最新】
スマートフォンにPlaudアプリをダウンロード
まずはPlaud公式ストアなどから、「Plaud Note」または「Plaud Note Pro」を購入しましょう。
購入したPlaud製品を使用する場合、お使いのスマートフォンにPlaudアプリをダウンロードしてください。

アプリを使ってスマートフォンとPlaud製品を接続することで、文字起こしや要約が可能になります。
PlaudアプリはiOS版とAndroid版があり、それぞれAppストア、Google Playストアにてダウンロード可能です。
アプリをダウンロードしたら、Googleアカウント、Apple ID、メールアドレスのいずれかでアカウントを作成しましょう。
同じアカウントでログインすれば、別の端末やWeb版アプリでも共通の録音データを確認できます。
スマートフォンとPlaud Noteを接続

アプリがダウンロードできたら、スマートフォンとPlaud製品をBluetoothで接続します。
製品の録音ボタンを押して、ライトが白く点滅したらスマートフォンとのペアリングが可能な状態です。
この状態で、Plaudアプリの左上にある「接続する」をタップすると、接続可能なPlaud製品が表示されます。「今すぐ接続」をタップして接続を行いましょう。
これでスマートフォンとPlaud Noteの接続は完了です。実際に製品を使用してみましょう。
録音モードを選択して通話の録音を開始する

Plaud Noteで電話の録音を行う場合、録音モードの選択を忘れないようにしましょう。録音ボタン左のスイッチを上に切り替えて赤色にすると通話録音です。
通話を開始する場合、録音ボタンを長押しします。録音が開始されると、本体が1回振動し、ランプが赤色に点灯します。
録音を終了するときは、開始時と同様に録音ボタンを長押しします。録音終了時も2回振動があります。
Plaudアプリで音声データを同期
録音が完了したら、スマートフォンのPlaudアプリを開いて電話の録音データを同期しましょう。
Plaudアプリと製品が接続されると自動的に同期が開始され、音声ファイルがアップロードされます。
アップロードは通常Bluetoothを使って行われますが、高速転送モードを選択するとWi-Fiで端末とPlaud製品がつながり、より素早くデータ転送が行われます。
電話音声の文字起こし ・要約
音声データのアップロードが完了すると、文字起こし、要約の生成ボタンが表示されるので、タップして文字起こしを開始します。


このときに要約テンプレートを選択できるので、シーンに合わせたテンプレートを選択しましょう。
適切なテンプレートが見当たらない場合は、自動適応を選択することでAIが内容を判断して自動的に適切な形の要約が出力されます。

出力された内容は後から手動で編集することも可能です。スピーカーラベルや固有名詞の間違いも修正できます。
文字起こしと要約が済むと、Ask Plaud機能が利用できるようになり、業務効率をさらに向上させられます。
電話の文字起こしツールの活用例
電話の文字起こしツールの主な活用例を5つ紹介します。
電話商談の議事録作成の効率化

電話での商談は、ヒアリング項目が多かったり提案内容が複雑だったりするため、正確な記録が欠かせません。文字起こしツールを使えば、通話内容をそのまま自動でテキスト化できるため、商談後に議事録を作成する時間を大幅に短縮できます。
また、話者ごとに発言が分離されるツールであれば、「顧客のニーズ」「合意事項」「次回までの宿題」などを抽出しやすくなり、抜け漏れのない議事録が作成できます。営業担当者がメモに追われることなく商談に集中できるため、成約率改善にもつながる点が大きなメリットです。さらに、商談履歴をチームで共有することで、顧客対応の品質を平準化しやすくなります。
コールセンター業務の効率化

コールセンターでは、膨大な通話記録の管理や、オペレーターの応対品質評価など、多くの場面で文字起こしが役立ちます。リアルタイム文字起こしにより、管理者はモニタリングしながらスクリプト改善のヒントを得られ、あとから録音を再生する工数も削減可能です。
また、クレーム対応時には発言内容が明確に残るため、事実確認が迅速に行えます。AI要約やキーワード抽出機能を活用すれば、対応履歴を自動で整理でき、業務の属人化防止にもつながります。問い合わせ分類やVOC分析(顧客の声分析)にも活用できるため、サポートチーム全体の改善サイクルを加速させることが可能です。
電話インタビューでの記録作成

リサーチや記事制作、採用活動などで行われる電話インタビューでは、相手の発言を正確に残すことが重要です。文字起こしツールがあれば、録音音声から自動的にテキスト化でき、あとから全文を確認しながら記事やレポートを作成可能です。発言のニュアンスを忠実に残せるため、情報の取り違いを防ぐ効果もあります。
リアルタイム文字起こしを使えば、その場で内容の確認ができ、聞き漏れや質問漏れにも気づきやすくなります。複数人のインタビューでも話者分離機能を使うことで、誰の発言か区別しながら記録できるため、長時間のインタビューを効率的に整理できるでしょう。
社内ヒアリングの記録

業務改善や制度設計のために行う社内ヒアリングでは、多くの社員から意見や課題を収集する必要があります。通話やミーティングを文字起こしすれば、発言内容を漏れなく記録できるため、ヒアリング内容をまとめる工数を削減可能です。
さらに、現場の声をそのまま保存できることで、あとから分析しやすくなり、企画立案や改善策の精度向上にもつながります。記録が客観的に残るため、議事録作成やチーム共有がスムーズに行える点もメリットです。社内アンケートでは拾いきれない具体的な課題やニーズも、文字起こしによって可視化しやすくなります。
法務・コンプライアンスの窓口対応の記録

法務・コンプライアンス部門では、トラブル相談や苦情、契約関連の問い合わせなど、正確な記録が求められる対応が多く発生します。文字起こしツールを活用することで、通話内容をそのままテキストとして残せるため、あとから事実確認を行う際の手間を削減可能です。
また、発言の齟齬や誤解が生じやすい場面でも、客観的な記録が証跡として機能します。内部監査やトラブル発生時の検証にも役立ち、企業としてのリスク管理体制を強化可能です。コンプライアンス窓口の対応履歴を蓄積することで、組織の問題傾向を把握し、再発防止策の立案にもつなげることができます。
電話の文字起こしツールに関するよくある質問
電話の文字起こしツールに関するよくある質問とその回答を紹介します。
iPhoneでの通話を文字起こしするには?

iPhoneでは、外部アプリや録音デバイスを利用すれば通話内容の文字起こしが可能です。具体的には、通話録音アプリ、三者通話方式のサービス、またはPlaud Noteのような外部デバイスを使って録音し、その音声を文字起こしツールで変換する方法があります。
スマホの文字起こし機能で十分?

スマホの標準の文字起こし機能は、短いメモや独り言の録音には便利ですが、通話の録音やオンライン会議の文字起こしには不向きです。話者分離、専門用語への対応、長時間録音の処理などが弱く、精度も専用ツールに比べて低い傾向があります。
ビジネス用途であれば、専用の文字起こしサービスやAI要約機能を備えたツールを利用したほうが、正確な記録が得られます。とくに商談・顧客対応・クレーム対応など、発言内容の重要度が高い場面では専用ツールの利用が推奨されます。
iPhoneでLINE通話の文字起こしはできる?

iPhoneに、LINE通話を録音したり文字起こししたりする機能はありません。ただし、外部アプリや録音デバイスを利用すれば記録できます。たとえば、Plaud NoteはLINE通話など標準の通話機能以外のアプリを介した通話の録音・文字起こしが可能です。LINE通話の録音方法については以下の記事も参考にしてみてください。
▶︎LINE通話の録音方法とは?デバイス別の方法や注意点などを解説に変更
無料で使える電話の文字起こしツールはある?

無料で使える電話の文字起こしツールは複数存在します。たとえばPlaud Noteなら、一度端末を購入すれば、無料プランで月300分の通話録音・文字起こしが可能です。無料プランでもAIを活用した要約・テンプレート・AIアシスタントなどが利用できます。無料の文字起こしツールについては、以下の記事も参考にしてみてください。
▶︎無料で使えるAI議事録自動作成ツール18選!無料プランの種類や選び方も解説
▶︎無料で使える文字起こしアプリ/ツール22選!PC/スマホや性能などを徹底比較
電話の文字起こしならPlaudがおすすめ

機能性が高くセキュリティにも配慮した電話文字起こしツールなら、PlaudのAIボイスレコーダーがおすすめです。Plaudは、業界トップクラスのシェア率を誇るAI文字起こし・議事録作成ツール・製品です。
| 機能 | 特徴 |
|---|---|
| 録音機能 | AI指向性音声収音技術を搭載し、雑音の多い環境でもクリアな音声を収録可能 |
| 文字起こし機能 | 112言語に対応し、録音データを自動でテキスト化して編集可能な文書を生成 |
| オンラインミーティング録音 | Plaud Desktopを利用することで、あらゆるオンライン会議を会議ボットなしで記録 |
| 多次元要約 | 複数の要約テンプレートに対応し、議事録や要点整理を自動作成 |
| タイムライン機能 | 録音内容に自動でタイムスタンプを付与し、簡単に振り返り可能 |
| ファイル共有 | 文字起こし文書や録音データを豊富なファイル形式ですぐに共有可能 |
| Ask Plaud機能 | 会話内容から次のアクションやToDoを自動抽出し、戦略的な意思決定をサポート |
| テンプレートスナップ | 手書きメモや印刷物を撮影するだけで編集可能なテンプレートに変換 |
| AutoFlow | 録音から文字起こし・要約・メール送信までを自動で実行 |
| テンプレート数 10,000以上 | 公式とコミュニティを含め、多彩なフォーマットを提供 |
| セキュリティ | GDPR、EN 18031、SOC 2 Type II、HIPAA、ISO/IEC 27001:2022、ISO/IEC 27701:2019に準拠し、国際水準のデータ保護を実現 |
| クラウド連携 | 録音・文字起こし・要約をクラウドに保存し、デバイス間で共有可能 |
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