入山章栄氏について
1972年東京都生まれ。今、日本でいちばんAIについての講演を行う経営学者。
慶應義塾大学卒、同大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所でコンサルティング業務に従事後、2008年米ピッツバーグ大学経営大学でPh.D.(博士号)取得。同年から米ニューヨーク州立バッファロー校ビジネススクール助教授、2013年から早稲田大学ビジネススクール准教授、2019年から教授。メディア出演多数。
Plaud導入前のイメージ

Q:入山さんは以前からPlaudのAIボイスレコーダーに興味があったと聞きましたが?
入山氏:ガジェット情報としては知っていて、自分が話していることを気軽にガンガン録音できるなら便利そうだなと。
ただ、一方で疑念もあって。普通にボイスレコーダーもあるし、わざわざPlaudのデバイスを買わなくても、とも思っていたんです。録音して文字起こしするだけでしょ、と。
実は今、もの凄く追い詰められている連載があって。英語論文を40本ぐらい読んで内容を理解し、1万5000〜1万6000文字程の文章を書くのを毎月やっているんです。ただ、それを10年前は3週間かけてやっていたんですが、今は3日間で書けていて。実はほぼAIにやってもらっているんです。論文をAIに調べてもらい、内容をAIに理解してもらい、僕が何を書けばいいかをAIに把握してもらって。もうね、時代はそれくらいまで来ているんですよ。
Q:冒頭からかなり衝撃的なお話です。
入山氏:僕の場合は基本、タイピングをやめています。全部、口述筆記なんですよ。Googleドキュメントの音声文字変換ツールを使って、僕が一気に喋ったことを書き出してもらう。そのままだとさすがに文章が粗いので、ChatGPTでいい感じの日本語にしてと指示を出したら完了。
本当にエライ世界になったなと思いますよね。だから、Plaud Note Proのようなデバイスがなくても、Googleドキュメントである程度のことができるなとも思っていたんです。
Q:そのタイミングで今回のインプレッションの話が来た!?
入山氏:せっかくなので企業についても調べてみたんです。そうしたら、世界的にとんでもない勢いでデバイスが売れている、と。ベンチャー企業でなおかつ、特定の単品機能を持つガジェットで売れるのは多分、世界初なんじゃないかな。そんなに凄いの? とさらに興味がわいたんですよね。
実際にPlaud Note Proを使ってみて

Q:実際にPlaud Note Proを使ってみていかがでしたか?
入山氏:ビックリするぐらい良かったですよ。
実際に使いはじめたのは1か月前くらいからですが、初めて効力を体感したのが、僕が担当してる早稲田大学ビジネススクールのゼミの時間ですね。海外の論文を読んで皆で濃い議論をするんですよ。でも、その議論が終わった後で僕はほぼその内容を忘れている(苦笑)
Q:それは入山さんが日々、かなりアクティブに活動しすぎているからでしょうね。
入山氏:対談でいろいろな人と話しますが、毎回おもしろいし、学びもあるし、我ながらいいこと言うなというときもあるのですが、対談が終わるとほぼ内容を忘れているので、全く身についていない(笑)
ただ最近、ポッドキャストもやっていて、後から音声を聞いて、いいこと言っているなと自分を振り返る機会が楽しいことに気づいたんです。それで、学生に断りを入れてゼミで使ってみたら、めちゃめちゃよくて。
Q:便利なのは議事録というよりは要約機能の方ですか?
入山氏:そう、いまスマートフォンでそのときの内容が見られますが、僕が話している内容を全部聞いて全部理解しているんですよ。ゼミの議論ではテーマ的なハイライトまでつけてくれて。「学びの質は入口で決まる」とか「AIに聞いちゃうっていう手もあります」とか、いいこと言ったなという内容がまとめのなかに全部入っている。これ、すごくないですか!
Q:しかも、かなり専門的なお話ですよね?
入山氏:例えば、Strategic Management Journalという世界最先端の学術誌で今、賄賂を多国籍企業が自主規制するかしないかとか、自主規制した後でその会社がどういうことをやるかということを、別の統計データを使って議論をしているのですが、Plaud Note Proはそれを普通に内容を理解して、まとめてくれるんですよ。ゼミ3時間分の議論を。

Q:さすがに細かい誤植や変換ミスはありましたよね!?
入山氏:それがね、本当にちょっとしかない。それが僕が一番びっくりしたこと。なんなら、間違って喋っている内容を直してくれていますからね。これ、ヤバいと。
タイトルまでAIが「こういう話をしていたよね」と言わんばかりに勝手につけてくれるんです。
このときのゼミなら「トップジャーナルの起点の論文精読とEITI(賄賂自主規制)を用いた因果推論実践」とかね。ある意味、僕が喋っていることよりも完璧で、結構な衝撃。
Q:議事録としても活用できますか?
入山氏:ゼミで共有しているチャットグループがあるので、Plaud Note Proがつくった文字起こしや要約、マインドマップをそこに転送しておくわけです。学生がこの日に学んだことが全部、このなかに入っているわけ。
人って視覚情報だと比較的速く取れる(理解できる)じゃないですか。3時間分の議論もこの議事録をサッと読めば10分ぐらいでおさらいできちゃうんですよね。

Q:普段のお仕事のワークフロー面でもメリットはありましたか?
入山氏:最近だと、秘書との打ち合わせですね。
基本的にやりとりはほぼリモート、電話が多いのですが、専用ケースに入れてスマートフォンの裏に付けるといい感じの使い勝手になるので、試しに秘書に断りを入れて電話で打ち合わせをしてみたんです。そしたら、To doリストのような抜群の精度で。参考まで、いまお見せしているのは今日、この後のスケジュールなんですけどね。
Q:まあ、スケジュールびっしりですね!!
入山氏:僕自身がうっかり忘れやすい性分なのと、自分で言うのもなんですけど、もの凄い量の依頼が来るので、実は秘書もさばくのが大変なんです。
だから、Plaud Note Proを使うことで彼女も相当負担が減ると思う。言った、言わない、がなくなるから。もちろん、経費で出すから彼女にも買ってくれと言いましたよ。
Q:ここまでPlaud Note Proを使い込んでいるとは思いませんでしたよ。
入山氏:僕のスタイルにはめっちゃフィットしますね。
仕事柄、よく会社の社長さんたちと会食をするわけですよ。そこで愉しい話はするんだけど、例によって終わったら僕は内容をほぼ忘れているわけ。だけど、なかには誰々を紹介するよ、とか大事な話もあったりするじゃないですか。

Q:Plaud Note Proで記憶しておけば有用な情報を確実に拾える
入山氏:飲み会でも使えます! というのも、そういう場でこそ一番アイデアが出るじゃないですか。
ユニークな話では、付き合いのある会社社長さんがめっちゃPlaudのアイテムを使っていて、仕事はもちろん、奥様がフランス人なんですけど夫婦の会話でも使っていると言うんですよ。
夫婦間で言った、言わないってあるじゃないですか。Plaud Note Proを使うとそれがなくなるから揉めることがなくなるらしい。この話を自分の妻に話したら「私はイヤだ」と言われましたけどね(笑)
Plaudが変える未来の働き方

Q:Plaudには単なる効率化のためのツール以上の価値がありそうです。
入山氏:いろんなところで根本的に働き方を変える可能性があると思いますね。
人の働き方は今後、スマイルカーブ現象が起きて、ただ管理するだけの仕事はなくなると考えています。上流(企画、開発など)は僕的には “知の探索”と呼んでいますが、世界中のいろいろなものを見てさまざまなアイデアを組み合わせ、イノベイティブな発想を持ってそれをやると決め、決めたことは責任を持ってやることが重要。
ほぼリーダー層の仕事ですよね。どう考えても将来的に価値があがります。
一方で、下流(販売、メンテナンスなど)は現場のリアルな仕事でここはリプレイスされない。もちろん今後、ロボットが出てきますが、電力を消費しますよね。電力効率で言うと人間はすごい生き物で、ロボットがヒトよりも電力効率、エネルギー効率がよく、なおかつ我々よりも細かい作業ができるようになるのは当面、いや100年くらいは来ません。

Q:上流と下流は人の仕事として残り、問題は真ん中ですね。
入山氏:現場から上がってきた情報をまとめて上にあげるとか、基本的に情報をやり取りするだけの仕事で、ここはほぼ全部AIに代替できるので、そこでは人の価値はほぼなくなるんですよ。数年前から提唱されている”ホワイトカラー消滅”ですね。
Plaud Note Proを使いこなすようなビジネスリーダー層は、より上流側の仕事ができるようになって価値が出せます。例えば、記者さんの仕事でいえば、インタビューを書き起こすのはPlaud Note Proがやってくれるのだけど、今日みたいに、こうやって取材で愉しく話せるような場を作れるのは人間の能力なので。ここの価値はむしろ上がるんですよね。
Q:最後に入山さんにとってPlaud Note Proとは?
入山氏:いい意味で根本から我々の働き方を激変させるツール。
これからの時代に大切な”知の探索”やイノベーションなど日々、人間としての価値を出すための行動をする上で、僕の身近でそのための環境や行動を劇的に変えてくれるツールですね。
まとめ:Plaudが”知の探索”を支える
Plaudは様々な音声情報を素早くまとめて、活用までサポートするAIツールです。
その役割は入山氏が述べる”知の探索”のサポートそのものであると言えるでしょう。
また、Plaudが掲げる「無限に広がる、知的ポテンシャル」というスローガンにも通ずるものがあります。
皆さんもPlaudを導入して、未来の働き方をいち早く取り入れてみてはいかがでしょうか?
製品一覧
Plaudについて
Plaudは、プロフェッショナルの生産性とパフォーマンスを高める世界で最も信頼されるAIアシスタントを目指し、2023年のサービス開始以来、150万人以上に愛されるAIソリューションを提供しています。
「無限に広がる、知的ポテンシャル」という使命のもと、自分や相手の発言・目にした情報・アイデア、そのすべての情報を捉え、まとめ、活かせる次世代の情報基盤とインターフェースを構築しています。
本社Plaud Inc.は米国デラウェア州に設立され、サンフランシスコを拠点とする企業です。
ISO 27001、SOC 2、ISO 27701、HIPAA、GDPR、EN 18031の認証を取得し、最高水準のデータセキュリティとプライバシー保護のもと、ハードウェアとソフトウェアを融合し、人とAIの知性を切り拓いています。
Plaudの詳細については、会社概要をご覧ください。
